【新唐人2011年7月12日付ニュース】中国・江西省のある病院の近くで、市民数人が特殊警察に囲まれ暴力を受けている動画が中国のネットに流れました。大勢のやじ馬が見つめる中、特殊警察による激しい暴力は続き、少なくとも農民3人が倒れ、生々しい血の跡も見られます。当局は必死になって動画を削除していますが、絶えず転載され広がっています。
事件が発生したのは江西省・南昌大学第一付属病院。遺族によると白血病にかかった30歳余りのある男性は2年余り、ずっとこの病院で化学療法を受けていました。6月22日、発熱などを訴えた男性が病院に送られると、粗末な観察室に送られ数時間後死亡。危篤になって家族がひざまずいて頼むと、ようやく医者は電気ショックを与えることに同意。しかし、機械の故障に気付き、素手を使うほかありませんでした。家族は納得がいかないものの、埋葬には同意。28日に病院の答えを聞くことにしました。
しかし28日、病院は責任を断固として否定。老いた母や妻、2人の娘などの遺族は、病院のロビーで死者を弔いました。すると完全武装の保安隊員と私服警察が4人を押し戻し、ほかの親戚の行く手も阻んだうえ、頭から血が出るほど電気棒や鉄の棒で激しい暴力を振るいました。
暴力をふるっているのは、青い制服と防弾チョッキを身につけ、ヘルメットをかぶった特殊警察風の男たち。しかし地元の警察官は、今までのところ、事件に関する通達や指令はまだ受けていないと述べました。
新唐人テレビがお送りしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/07/08/atext557085.html. -医疗纠纷 “特警”暴打死者亲属.html
(中国語)